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五木村には、五木村郷土研究会と言う、地元住民の方々によるすばらしい活動をされている会があります。

数年前に立ち上がった会で、ほぼ毎月、定例会の形で勉強会や報告会を開くとともに、方言部会、地名部会、お堂部会に分かれて、それぞれに地域研究を続けられています。

ちなみに、元村民と言う特権をフルに利用して、僭越ながら私も末席を汚させていただいてます。

さて先日3月31日は、春先の例会として、山野草観察と試食会が行われ、お腹を空かせて参加してきました。

講師は、知る人ぞ知る達人、岡本正さん(正しゃん)。

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勉強中
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ホトケノザとキランソウとカキドオシ(ホトケノザは食べられません)
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八重桜も食べてみます

高野のけんどから旧道に降り、一部は獣道?昔の里道?に入ったりもしながら、数種類を採取。
あらかじめ採取してくださっていたものと一緒に、天ぷらにしていただきました。

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ダラノメ(トゲ有りの野生のものと栽培もの)、ツクシ、椿、椎茸、キクイモ、ユキノシタ、シャク、フキノトウ、サド(イタドリ)、カワバクショウ(ハナウド)

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ダラノメ、カキドオシ、ミツバ、ヨモギ、八重桜、キランソウ、スイバ


おにぎりやご飯ものは各自持参。
サイドメニューは、振る舞いのシャクのごま和え、葉わさび、タラノメとノビルの酢味噌添え、おからサラダ、ジャーマンポテト、きんぴら、いちごなど。
去年天ぷらを食べ過ぎてみんな胸焼け気味だったので、今年は天ぷら以外も充実です。

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シャクのごま和え
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葉ワサビ
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ノビルとタラノメの酢味噌添え

参加するのは2回目ですが、今年の参加で知った発見は、

シャクは結構おいしい
キランソウとカキドオシの違い
ダラノメの栽培ものと野生のものの違い(味はほぼ同じ?)
クサギナの料理方法
くねぶ果汁の特性と保存と使い方
シャクに似たムラサキケマンに注意(花が咲く前は似ている。しかもムラサキケマンは有毒)

などなどでした。
いずれも書物ではなかなか知り得ない、貴重な情報でした。
準備に当たられた吉松さんや関係の皆さま、大変お世話になりました。

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なお、五木村郷土研究会方言部会では、五木弁ミニ辞典を取りまとめ中です。
巻末には、五木弁によるムラびとの会話文例と標準語(東京弁)訳も収録予定。

これを手に入れれば、あなたも明日から五木人。
違和感なく地元のお年寄りの茶のみ話に加われます。←個人的悲願

こちらもぜひ完成をお楽しみに。

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by from_itsuki | 2018-04-06 22:01 | 五木の四季と自然 | Trackback | Comments(0)
五木村の方から、クサギナを分けてもらいました。

旬は4月半ば〜5月だそうで、こちらは昨年5月にとって茹でた後冷凍していたもの。

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正式名称はクサギ=臭木。
五木村ではその葉をクサギナ(臭木菜?)と呼び、茹でてさらしてから、炒めたり混ぜご飯にしたりして食べます。

名前が名前なだけにアレですが、臭いって言ってもいろいろあり、生のドクダミのようなタイプの匂いらしい。
茹でてさらすと香りはかなり減ります。
何年か前に生えているのを摘んで匂ったことはありますが、わ〜確かに名前の通り〜と言った記憶だけはあるけど、匂いそのものは忘れました。

見た目はお茶を出した後の茶殻っぽい。
それも煎茶ではなく、葉っぱの原形に戻る釜炒り茶を出した後の。

おすすめされたレシピに従い、油で炒めてみりんで伸ばした味噌を絡めた味噌炒めで。
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味は、噛んでいるうちに、味噌の味の中にかすかな酸味と、わずかな渋みのような苦味のような味も感じました。
ギュッギュッという歯ごたえも、他の山菜にはあまり無いかも。
確かに結構イケます。

「子供の頃は臭いが嫌いだったけど、大人になると好みが変わって、むしろ好んで時々食べたくなる」と言われていました。
確かにそういうものってありますよね。
どくだみ茶とかふきのとう味噌とかツクシとか。
舌も大人になりました。

クサギナ飯もおいしいと、村の他の方に聞いたことがあります。
隣の隣の椎葉村では、クサギナ飯が村の物産館の食堂の看板メニューの1つで、パックに入ったクサギナ飯の素も商品として売られています。

今度の話を旬にはちょっと採取させてもらえないか五木のどなたかに相談し、クサギナ飯にチャレンジしてみようと思っています。

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by from_itsuki | 2018-04-02 10:59 | 五木の四季と自然 | Trackback | Comments(0)

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