カテゴリ:茂さんちのまわり( 53 )


b0125397_15355043.jpg


鹿除けネット、もうすぐ完成です。

元の田口松本村道と、タンナカとの境は
石垣ギリギリまでセメントが打ってあるので、
杭がなかなか入らない。

チユキさんが、家から穴空け用に
鉄杭を持ってきてくれました。

それでも入らず、
あきらめてタンナカの淵に木杭を打ち込むことに。

ネットを結びつけたらできあがり。
[PR]
by from_itsuki | 2009-08-04 15:48 | 茂さんちのまわり

b0125397_1510334.jpg


6月26-28日、東京の環境NGOメコン・ウォッチから
学生インターンの皆さんが川辺川調査にやってきました。

川辺川・球磨川・荒瀬・八代海、流域の暮らしやさまざまな立場に
立つ方たちのお話を聞き、幅広い視点から環境や開発について
考えるというこのツアー。
ラフティングあり、温泉あり、文化体験?ありと、
かなり内容の濃い4日間となりましたが、
私もそのコーディネートをお手伝いしました。


梶原川のせせらぎを子守唄に、学生さんはロッジ山小屋に連泊。
茂さんのお宅では、お話を聞かせていただくだけでなく、
鹿除けネット張りと、ハチク採りを手伝いました。


タンナカの稲は、今のところ順調。

今まで、麦、ソマ(蕎麦)とたびたび鹿にやられてきたため、
鹿ネットを張ろうかどうしようかと、もともと思案中だったそう。

じゃ、人手のあるうちに・・・と、
10代20代の学生6名を助っ人に
木杭とネットとビニール紐と、
おっもたい鉄の金槌と、木槌で
1時間弱で張ってしまいました。


さすが男子学生。
慣れない作業ですが、
ビニール紐はテニスで覚えた「緩まないテニス結び」にしたりと
わいわい言いつつ、見事、やり終えてくれました。

どうもありがとうございました。
[PR]
by from_itsuki | 2009-08-04 15:32 | 茂さんちのまわり

プチトマトがなりました


日奈久の丑の湯祭りに行きました。
温泉センターも、3日遅れで、本日21日(火)13時にやっとオープン。
五木村頭地からは、大通峠公園越え・八代IC~日奈久IC利用で、
約1時間10分でいけますよ。

さて、今年のトマトが収穫できました。
人吉のナフコで買ってきたプチトマトの、最初の収穫です。

フルーツトマトというらしいです。
ちょっと収穫が早くて、まだすっぱかった。

b0125397_17141520.jpg



竹の竿をチユキさんが立ててくれてたんですが、
竿をなぎたおすほどほこって、
現在では、畝から垣根を超えてさらに成長中。

まだ青いけど、桃太郎も順調に育ってます。

バジルといっしょに植えるといいと聞いたので、
隣り合わせに植えました。

そのおかげか、バジルも茂りまくってます。
収穫したバジルと、尾方さんちの小麦粉を使って、
先日ピザを作りました。

トマトがたくさんとれたら、トマトピューレをたくさん作る予定です。
[PR]
by from_itsuki | 2009-07-21 17:22 | 茂さんちのまわり

畦ぬりは二人一組


このたび初めて知ったけど、
田植えの苗は、自分の家で育てない場合は
前もってJAに注文しておくらしい。

5月25日植え、6月10日植えなど
田植え日が設定されていて、
JAくまの各営農センターにて注文すれば、
苗床1枚@483円。
後から注文すると、@533円。


何せ、今年は田植えをすることを決めたのが遅かったので、
苗が間に合わないのでは!?と焦りました。
相良の農家、人吉の人など、手を尽くして探しましたが、
なかなかちょうど良い苗がない。

頭地あたりは、平地より早い傾向にあるよう。
我が家(福岡県津屋崎)で米づくりをしていた頃は、
水落ちの時期もあるけど、
6月だったなぁ。

そこへ、JA中くまで苗を見たと朗報。

さっそく電話したところ、予約中心で栽培しているけれど
25日植えの苗を、いくらかなら事後注文ができるそう。


茂さんの家は、小さなタンナカ3枚。
面積は2畝ほど。

というわけで、JAより取り寄せることになりました。


そうこうしているうちに、
五木村尾方茂さんの田んぼでは、着々と田植え準備が進んでました。


5月16日の代掻きから4,5日後となる、21日のこと。
チユキさんと茂さんの二人一組で、
畦ぬりをされたとのこと。

b0125397_3522121.jpg


泥を田んぼのふちに鍬で塗っていく畦ぬり作業は、
水が漏れないためにするのだそう。
一人が泥をすくいあげて、
一人が塗っていく。

代掻きから数日置くのは、
タンナカの草を腐らせるため。

「ヨモギなんかは、割合強かったいな」

ヨモギは腐りにくいらしい。

「せっかく畦ぬりしたっだけん」と、
いよいよ田植えをすることが本決まりに。
苗の手配もでき、田植えは5月24日に決定。


b0125397_3543183.jpg



5月23日、タンナカを平らにならして、田植え準備。
[PR]
by from_itsuki | 2009-05-28 00:34 | 茂さんちのまわり

タンナカ追加


田口にて。
本日のタンナカ。

b0125397_1903489.jpg


16日に、私も参加してしろかきを2枚だけしました。

上の田にも水を入れたままにしていたんですが、
その後、茂さんがしろかきをして下さったそう。


しろかきの後の茶飲みで、
新茶を飲みながら、水路の話になりました。


戦時中の食糧難の時代。
まだ五木村頭地、田口地区には水田がなく、
日常の食べ物は畑やコバサク(焼畑)で採れたもののみ。

小麦なども供出していたし、
お金もないので米も買えない中、
毎日の食事は、そばやキビ、カライモなどが中心。

白い米の飯を食べたいという思いで、
戦中戦後と、
数年をかけて水路を引いたそう。

最初にとれた米は、
さぞおいしかったことでしょう。

チユキさんはまだ学校に通っていたので、
スイドウ(水路)を引く作業には携わらなかったそうですが、
茂さんは働きに出ていたので、
大人と一緒に作業に加わったそう。

茂さんが、16,17歳ごろのことです。
[PR]
by from_itsuki | 2009-05-19 19:15 | 茂さんちのまわり

タンナカにて代かき


水がない!
とGW開けに国交省に言ったところ、
パイプが詰まってしまってました・・・とすぐに復旧。

水も確保できたしということで、
2009年度の米づくりが始まりました。

水を入れて半日ほど?

じわじわとぬかるんできたタンナカに、
耕運機を入れてしろかきです。

b0125397_11104540.jpg


写真は、助っ人です。

b0125397_11125864.jpg


モグラ穴から水が漏れていたり、
田のふちから溢れていた水を泥や石で止めたり
忙しい茂さん。
耕運機をちゃんと動かせているか、見守ってます。

夏草がしげりだした田口で、
この田だけ生気が満ちてます。

b0125397_11143050.jpg


耕運機の入らない場所や、
まだうまく水がどぶどぶになっていない場所は、
ミツマタ鍬にて耕していきます。

担当は、チユキさんと私。

b0125397_11153267.jpg


今年は、2枚だけ作ってみようということになりました。
1時間半ほどでしろかきは終了。

このまま4、5日置いてから
あんばいよくどろどろになったら、あぜぬりです。

2人一組でやっていくらしいです。
[PR]
by from_itsuki | 2009-05-18 11:17 | 茂さんちのまわり

ビバ!山菜(1)


福岡の港町の田園地帯に生まれ育ち、在住している私ですが、
私にとっての山菜とは、春先のワラビ、つくし。
たまにゼンマイ、フキ。

そんな私に、山菜の新たな境地を教えてくれた五木・五家荘。

タラの芽は、今年は見逃しました。
チユキさんと、春になったら行こうって話してたのに・・・。

旬は1週間ほどなので、タイミングをずらすと取れないらしい。
いろいろな山菜や天恵物を加工した商品を作られている
「四季の里」の瀬目マロン会の方も、その数日間の「旬」を逃さないよう、
収穫のベストシーズンに合わせお店を休まれるのだとか。

さておき。

なんと言っても、サドです。

b0125397_2220260.jpg


サド(イタドリ)がこんなにおいしいなんて!
見かけは雑草なのに!

スイカンボ(スイバ)に似てますが、違います。
地域によっては、サドをスイカンボと呼ぶみたいですが、
五木では、サドはサドです。

よく分からないけど、赤っぽくてずんぐりしたサドと、
みどりっぽくて折っても「ポキッ」と音のしないサドとがあり、
赤っぽいサドの方がおいしいと、村の人が言ってるのを聞きました。
真偽は不明。

サドは、道路沿いの日が当たる場所にあります。
植物の層が安定した場所ではなくて、
少し荒れた場所や、数年~数十年ぐらい前に
地形に変化があった場所に生えているある気がする。
放っておくと成長して、あの太くて短くて食べ応えのあるサドから、
細くて長くてヒョロッとしたサドになってしまうため、
タイミング良く収穫しないといけない。
あと、鹿が好きみたいで、鹿に食べられたサドを山中で見かけます。

・・・というのが、この数年間の体験で得た知識です。

サドももうシーズン最後です。
このサドは、多分キクエさんが持ってきてくれたもの。


サドに勝るとも劣らずおいしいのが、カワバクショウ。

b0125397_22535331.jpg



カワバクショウは、鹿も食べないし、
家の周りでたくましい生命力でぐんぐん育つし、
シーズンも1ヶ月ほどと長くて、苦労せずに手に入る割に、
おいしい。

と私は思う。

もう、遅いですね。
シーズンはやはり、3月4月。
カワバクショウの白和えは絶品らしいけれど、
まだ食べたことありません。
天ぷらにすると、香りが良くて、エグみがなくて
おいしいです。

チユキさんちのカワバクショウの天ぷらは、
衣がたっぷり付いていておいしいです。
衣の甘さと、カワバクショウの香味がなんとも言えない・・・。


タキモン小屋の裏手に、カワバクショウがツワブキと混ざって
茂っていました。

ウドの種類みたいですが、
ウドほど太くはなりません。
そして、ぐんぐん成長して、さっさと花を咲かせます。

b0125397_22581487.jpg


池の隣のこの場所。
冬にはほとんど植物はなくて、
土が見えていたのが嘘のよう。

花を咲かせたら、平たい実がなります。

b0125397_22593399.jpg


花を見ると、セリっぽいですね。
ウドはセリ科らしいので、当然かな。
これは、まだ花が咲きかけです。


セリ科といえば、

b0125397_2322737.jpg


これは何なんだろうと気になっている雑草です。
川の近くの道路沿いの日陰に、結構生えています。
洋風のハーブっぽくて食べられそうだけど、食べられないのかも?
試食は、ちゃんと調べて確認してからにします。


この時期でも食べられるのが、
タケノコ。


モウソウ、コサン、ハチク、カラタケと、
五木ではシーズンをずらしながら数ヶ月に渡って
タケノコが食べられるらしい。

煮しめにするなら、コサンが一番。
と、チユキさんと、瀬目マロン会の方が言われていました。

現在は、モウソウの終わりがけの時期。

ペンション黒木の晴代さんから、タケノコを大量にもらったので、
滞在中に干しタケノコ作りをしてみました。

b0125397_2310496.jpg


初日はこんな感じです。

尾方さん宅では、この田んぼのセメントの畦が
干しものの定位置です。
シイタケ、ダイコン、ゼンマイ、ワラビなども、
この定位置で、この網の上で干します。

この網がまた、使いやすくて重宝します。

初日は、こんな感じ。

b0125397_23143886.jpg


1日半でこんな感じ。

b0125397_23151519.jpg



時間切れで、生乾きのまま持ち帰り、
自宅で干し上げて、完成させました。
[PR]
by from_itsuki | 2009-05-11 23:18 | 茂さんちのまわり

今年の製茶風景(3)


ジュウネンキの後は、また炒ります。
電気で回転するドラムの中にお茶を入れて、
下からガスで熱し、熱と熱風で炒ります。
炒りつつ、乾燥させる感じですかね。

b0125397_21372475.jpg


そのあとは、仕上げ釜。

大きな釜で、3度か4度、30分ずつぐらい炒ります。

一気に炒ってしまったらダメだそうで、
一度ずつ、炒っては取り出して冷まし、
そしてまた炒るのだそう。

b0125397_21403791.jpg


一気に炒ると、ダメなのか・・・。

最初の蒸しと釜炒り、ガスの釜炒り、仕上げ釜で取り出すタイミングは、
色や香りや、サラサラと茶葉のすれる音で判断するのだそう。

匠の技!

私だったら、きっと焦がすな・・・。


作業の合間合間で、お茶の茶色い枝や、長い茎、ゴミなどを取り除きます。

b0125397_21433291.jpg


この後に、もう1度か2度炒れば大丈夫だと言われてました。
完成まで、あと少しですね。


最終日、製茶工場でなにやら作業中の茂さん。

b0125397_21473532.jpg




何をされてるんですか?

・・・!

お茶をフルイにかけられてました。
こうやって、飲みやすい大きなお茶と、
炒ったお茶のかけらのような、ほうじ茶みたいなものに分けるんですね。

あー・・・
気が遠くなる作業ですー・・・
お茶作りって大変なんですね・・・


ところで今年は、ご縁あって、八代のお茶の杉本園さんと知り合う機会を得ました。
日本茶インストラクター協会の熊本県支部長をされていて、連休初日の2日、
泉で開かれた茶摘み+マイお茶作り体験でご一緒しました。

b0125397_21592860.jpg


いろいろ教えて下さいました。
日本茶の世界、釜炒り茶の世界は深い・・・
せめて日本茶アドバイザーを取りたいものです。
[PR]
by from_itsuki | 2009-05-11 22:33 | 茂さんちのまわり

今年の製茶風景(2)


続いて、ジュウネンキへ。

柔らかく捻(ねじ)るから、柔捻機。
機械にも、結構年季が入ってます。

b0125397_22262879.jpg


メゴ(腰に紐で結ぶ籠のこと)一杯ずつ、蒸して炒って、
それを3~4杯ぐらいためてからジュウネンキにかけます。

この臼みたいな筒に茶葉を入れて、
上から蓋を落として、
この筒がグリングリンとお茶を揉んでいきます。

b0125397_22313722.jpg


最初の釜炒りのあとは、こんな状態。

まだ湿気もあるし、緑も青い状態。
これからよじると、ちょっとお茶っぽくなっていきます。
[PR]
by from_itsuki | 2009-05-11 22:32 | 茂さんちのまわり

今年の製茶風景(1)


茶摘みが終わると、さっそく製茶です。

母屋の隣に、茂さんが自分で建てたという、製茶工場(こうば)があります。

b0125397_17374355.jpg


普通は精米機や小麦を粉にする機械、農具などが入ってますが、
製茶の時は、納屋に一旦移動します。

b0125397_17471425.jpg


お茶は摘んだ後に結構蒸気が出てきて、そのままにしておくと湿ってきます。
そこでビニールシートの上に、お茶を広げて乾かします。
昔は、ムシロとか紙ゴザ(カジガミで作ったゴザ)を使ってたんだろうと推測。

b0125397_17473878.jpg


製茶は、一番左手の機械から始まります。
火を調整しないと、焦げますんで大変です。

釜の上半分には布の蓋がついていて、
最初はしばらく、茶葉の蒸気で蒸して、
その後布の蓋を開けて炒り始め、
すぐに手前の金属の蓋も開けて、
炒り具合や、茶葉がまんべんなく炒られているか確認しつつ
しばらく炒ります。

b0125397_1751588.jpg


炒り終えたら、ショウケに出します。

このショウケも、もちろん茂さんのお父さんの手作りです。
横幅がこの釜にぴったりの幅で、
まさに製茶作業のために特別あつらえの道具であります。

b0125397_17524760.jpg



・・・(2)へつづく。
[PR]
by from_itsuki | 2009-05-11 17:53 | 茂さんちのまわり

熊本県五木村に関する情報を発信中。


by yutera