平沢津銅山の坑道。

最近、仕事で平沢津(ひらさわづ)地区に行くことがあります。

山に囲まれたわずかな傾斜地に広がる、
川辺川の源流が流れるすてきな集落で、
平地よりもずっと空の雲が近い感じがします。

ここの方に先日聞いたのですが、
平沢津地区には、戦前まで銅山があったんだそう。

五木の銅山と言えば、
国道445号沿いの対岸の「大平銅山」の方が知られていますが、
平沢津の銅山は、大平よりずっと時代が新しいよう。

白岩戸方面と、子別峠からの道が交わる三叉路に、
今も坑道跡が残っていると聞いたので、
先日通った時に見上げたら、確かにありました。

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三叉路から、5mぐらいのぼった壁面です。

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一見鍾乳洞ですが、
斜め下向きに、穴が空いているよう。

フェンスをよじ登れば覗き込めそうですが、
さすがに怖いので、今回は場所確認だけにしました。

これは多分、東の坑道入口で、
山向こうには西の坑道入口があるらしいです。

平沢津の人の話によると、
当時はもちろん舗装道路もなく、
銅山に行くのも大変だったそう。
作業員さんの飯場もあってたくさんの人がいて、
銅山があったために、電気も早い時期に引かれたのだとか。

現在も、そこで働いたという親方(故人)の奥さんや、
十代の頃に、銅山専属の郵便配達員をしていたという方が
お元気でいらっしゃるそうで、
時間を見つけて、早めに聞き取りさせてもらった方が
良さそうです。
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by from_itsuki | 2013-07-26 01:36 | 五木の生活文化

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