赤大根で老化知らず。

先日もご紹介(こちら)した、熊本の伝統野菜である「赤大根」。

五木・五家荘ではよく見かけます。

五木の赤大根の第一人者、子別峠の犬童照男さんによると、
五木の赤大根には2つの流れがあって、
その一つが出ル羽(いずるは)系。
こちらは、皮も赤く、中も赤い筋が放射線状に出ているもの。

県道25号線から内谷ダム方面に入り、山の上の方にある
出ル羽集落や、出ル羽集落に実家があったり、
元々出ル羽に住んでいて川べりに降りて来られた
小鶴付近の方が栽培されているようです。

もう一つは、下梶原系。
梶原川沿いの入鴨、下入鴨、梶原、下梶原などにも赤大根があり、
そちらは、皮は赤いのですが、中身は白いのだそう。

もう一つ、白岩戸でも赤大根が作られていましたが、
こちらも梶原と同じく、中身は白だったそう。

赤大根は、本当かどうか分かりませんが、
平地で育てても赤くならないと昔から聞くとも聞きました。

本当なのだとしたら気温でしょうか?
地質でしょうか?


さて、11月初めに買って以来、
使いこなせず放置しているうちに、
葉っぱが伸びてしまった赤大根(こちら)。

葉っぱも食べたい、実(根)も食べたい…と欲張ってたら、
葉っぱが伸びると大根にスが入るという話を聞き、
あわててブツ切りにしてみたところ…

時すでに遅し。
真ん中にスが入り、スカスカになってました。

スとは骨粗鬆症の「鬆」という漢字を書くのだそう。
納得…。

スの入ったところを避けて、
赤大根を漬けてみました。

赤紫色の線が、真ん中から放射線状に出ています。
出ル羽系の赤大根ですね。

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ジップロック的な袋に入れて、
適当に酢、砂糖、塩少々、醤油を入れて、
しばしモミモミ…。

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しばらくすると…あ!
赤紫がきれいなピンクに変わってきました。
下から上へ向けて、グラデーションです。

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2、3日冷蔵庫に入れておくと、
どんどんピンクに変わります。

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今回、ちょっと塩気が足りなかった。
あと、もうちょっと甘くてもいいのかも。
柚子皮を入れてもいいのかも。

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薄めにスライスしたので、すぐに漬かりました。

彩りがいいので、お弁当に入れるだけで、
殺風景で茶色がちだったお弁当箱の中が、
パッと明るくなり、食欲も上昇します。

普通のキャベツより、紫キャベツの方が
栄養価が高いらしいので、
赤大根ももしかしてそうなのでは!?(根拠のない予想)

ただし、
ポリフェノールのアントシアニン色素によって赤いんでしょうから、

・眼精疲労の改善
・血液サラサラ、血行改善
・抗酸化力があり、老化や生活習慣病を防ぐ
・毛細血管の保護、動脈硬化防止、肝臓機能改善効果など

…などなどの効能が期待されます。

なんと!!
皆さん、同じ値段なら、迷わず赤大根を買って下さい!!
焼いても甘味が増すらしいですよ!!
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by from_itsuki | 2012-11-26 21:16 | 五木の生活文化