人気ブログランキング | 話題のタグを見る


熊本県五木村に関する情報を発信中。


by yutera

おしらせ

検索

最新の記事

(五木村周辺情報)東陽の無農..
at 2022-10-05 13:10
(記事)穴あきダムで村中心地..
at 2022-04-12 12:34
Sさんの味噌漬け、山の保存食。
at 2022-02-07 21:26
3/10-6/7民博「焼畑〜..
at 2022-02-06 21:16
1953年発行五木村「村のす..
at 2022-02-05 01:37

以前の記事

2022年 10月
2022年 04月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 10月
2021年 09月
2020年 10月
2020年 04月
2019年 12月
2019年 11月
more...

カテゴリ

全体
観光情報・お知らせ
五木の生活文化
五木の四季と自然
五木の特産品
茂さんちのまわり
仰烏帽子山
つれづれ話
五木村ファンクラブ
五木に泊まる
古民家宿「宮園のお宿」
五木の子守唄
五木村暮らしの便利帳
新聞・メディア報道
生活再建
アクセス
五木村周辺情報
五木のお店
茂さん語録
【お問合せ】
(番外編)アジアの里より
川辺川ダム
五木村で食べる

画像一覧

外部リンク

その他のジャンル

記事ランキング

i2iパーツ

(記事)連載「山里に吹く風」(8) 木下丈二さん

しばらく北タイに行ってて、更新さぼってました。

さて、熊日連載8回目は、
副村長で元五木村林研クラブ会長の木下丈二さん。

本当に気さくでさっぱりした、親しみやすい方!
林業をされていた経験やつながりを活かし、
林業関係の取組みや林研クラブ活性化にも熱心な方です。

五木村林研クラブは、五木村森林組合関係の方による
任意のグループ。
実は、県内でもトップクラスの技術者(しかもまだ20代)が
いらっしゃるというすごい団体です。

Itsuki Village Rinken Clubロゴ入りのオレンジのジャケットは、
いつか手に入れたいアイテムの一つ・・・。
(林研クラブに入ればもらえる?)

森林資源を活かした複合的な地域づくり、
これからも応援したいですね!

(記事)連載「山里に吹く風」(8) 木下丈二さん_b0125397_357431.jpg

(五木村林研クラブと地元小学校PTA共催の、ツリークライミング体験。
2010年10月23日白滝公園にて)

--------------------------------------------
■山里に吹く風 五木村は今
(8)「山で生きていくしかない」
http://kumanichi.com/feature/kawabegawa/yamazatonifukukaze/yamazatonifukukaze_20110225.shtml
村林業研究クラブ前会長 木下丈二さん(52)

昨年8月下旬。五木村の川辺川ダム計画に伴う水没予定地に、村林業研究クラブの会員10人が集まった。

 ロープや専用の器具を使って木に登る「ツリークライミング」の講習会。クラブがインストラクターを迎えて初めて取り組んだ。

 ケヤキの枝にロープを引っかけ、すいすいと登り始める。その中に、クラブの会員で前会長の木下丈二さん(52)の姿もあった。

 村議を経て、2009年から副村長を務めている。「最近、山で遊ぶ子どもが少なくなった。五木には緑があるから、もっと親しんでくれるといいですね」と木下さん。

 クラブは、村の林業振興を目的に1967年に結成。会員は村森林組合の職員ら22人で、先進地の視察研修などに取り組む。

 木下さんは、東京の大学を卒業後、林業を営む実家を継ぐため五木に戻った。85年にクラブに入り、「当時は林業一筋の人もいて、まだ活気があった。クラブで建てたログハウスで、よく村づくりについて語り合いましたよ」。クラブの記念誌を片手に懐かしむ。

 しかし、安い外材に押され国産材価格は低迷。林業不況に合わせるように、クラブは休止状態になった。それを仲間に呼び掛け、08年に復活させたのが木下さんだった。

 山林が96%を占める村。木下さんは子どものころ、親に連れられて見た山奥の光景を覚えている。「うっそうとした山に生える天然の木が太くて、ああ自然ってすごいなあと。自分も親の世代になって、その良さを子どもたちに気づいてほしいと感じたんです」

 子どもたちが自然と触れ合うイベントにも力を入れる。09年から始まった地元の祭りではヤマメの釣り堀を企画し、昨年も親子連れでにぎわった。ツリークライミングもその一つで「将来は観光にも生かし、村づくりの役に立てれば」。現会長の中村健治さん(52)は期待を込める。

 ただ村の林業を取り巻く現状は厳しい。ピーク時に約3万円だったスギ1立方メートルの価格は現在、約9千円まで下落。木下さんは「後継者不足にも悩まされている。林業だけで生活するのは難しい時代になった」と言う。

 それでも「五木は山で生きていくしかない」と考えている。村の経済を下支えしてきたダム事業は国が中止を打ち出し、先行きは不透明。「林業で生き残る可能性を生み出す。それがクラブの役割」。木下さんらの模索は続く。

(臼杵大介)

写真:頭地代替地の裏手の自然林で、木々を見上げる木下丈二さん=五木村

熊本日日新聞 2011年2月25日
-----------------------------------

(記事)連載「山里に吹く風」(8) 木下丈二さん_b0125397_0441928.jpg

(焼き畑復活プロジェクトでのそば蒔き体験より。わたし with 木下副村長 2010年8月10日)
 ↑
服が膨らんでるのは風によるものです(食べ過ぎではなく)・・・
by from_itsuki | 2011-03-02 04:07 | 五木の生活文化