山桜前線、横断中。

ここ1週間ほどで、山桜が開花し始めました。

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山桜にもいろいろあるようで、
445号線九折瀬対岸の道路端の桜は、今が満開。
早くも青葉が出始めていました。

遅い桜は、今ようやく蕾がほころび始めたところ。
昨夜からの冷え込みで、また固くつぼんでしまったかもしれません。

入鴨を通ったらゆくりの花が咲いていたので、
桃系ももう咲き始めたようです。

満開まではあと1、2週間ほどでしょうか。
しばらく楽しめそうです。
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by from_itsuki | 2014-03-21 17:54 | 五木の生活文化 | Trackback | Comments(2)

セクシィたけ。

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…。

自然の造形美はすばらしいです。
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by from_itsuki | 2014-03-16 16:42 | 五木の生活文化 | Trackback | Comments(2)

フリーズドふきのとう。

寒くなったりゆるんだり。
一挙に春はやってきてくれません。

五木は昨夜から雪が降り、今朝の白岩戸も雪化粧。
ほころびかけていたふきのとうも、
雪をかぶっています。

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あららーと思って触ってみると、カチンコチン。
瞬間冷凍したように、葉っぱまで凍っていました。
これ、溶けるとどうなっちゃうんでしょう・・・?

寒の戻りとは言え、暦ではまもなく春の彼岸。
ヨシエさんちの納屋の中では、
収穫しておいた白菜から、
かわいらしい春が顔を出していました。

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これはもう、トウが立っているというか、
花が咲いてるというか・・・。

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雪解けの中、梅もようやく咲き始めました。

今日の集荷では、たくましく育った赤大根と白大根を
出荷していただきました。

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あまりに太いので、「ウトになっとらんどか?」とのことで、
二分の一に一刀両断。
立派に身の詰まった、おいしそうな大根でした。
大根シーズンももうすぐ終わり。
家々では、切干大根作りが最盛期です。

白岩戸では、明日春祈祷が行われます。
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by from_itsuki | 2014-03-15 19:04 | 五木の生活文化 | Trackback | Comments(0)

ふきのとう花盛り

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雨です。
ふきのとうが収穫時期を過ぎて、
花盛りになっています。

料亭などでは、固くつぼんた状態のものが重宝がられますが、
地元では先に花のつぼみが見えるぐらいのものが
よく食べられるようです。

ふきのとう味噌、おいしいですよね。
このシーズンだけのもので、
そう言えば去年も作りました。

でもこういうのって少しあったらおいしいけど、
大量には食べないんですよね。
去年も残ったものは、半年ぐらいしてカビてしまいました。

ふきのとう味噌を使ったレシピをいろいろ考案して、
消費を伸ばさなければ…。

今年もふきのとうをいただいたので、
また作ってみようと思います。
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by from_itsuki | 2014-03-13 07:31 | 五木の生活文化 | Trackback | Comments(0)

馬酔木が咲きました。

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今朝は寒かった…。
仰烏帽子も雪化粧です。

寒さの中にも春はゆっくり近づいているようで、
道の駅五木の店頭にもカワバクショウやふきのとうがならび始めています。

集荷に寄った下谷で、
満開の馬酔木(あしび)に会いました。

白岩戸の入り口にもあったはず。
今週水曜の集荷の際に、気をつけて見てみます。
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by from_itsuki | 2014-03-10 11:00 | 五木の生活文化 | Trackback | Comments(0)

(記事)県営路木ダム建設計画は「違法」 熊本地裁判決


今までもたびたびたびたび…指摘されてきたことですが、
ついに裁判所判決で言い渡されるというお粗末な結果に
なってしまいました。

川辺川ダムでの国交省や農水省のウソもすごかったですが、
路木ダムで、虚偽の事実やそれが明らかになってからの
県の姿勢も、残念ですけどひどかったですね…。

路木ダムについて、市民サイドからの再検証の声も
上がっていました(こちら)。

どうしてこういうあり得ないことが起きるのか…
そんなはずないと思いたいですが、
ありもしない洪水をでっち上げたり、
あり得ない人口増や水利用をシミュレーションするなど、
その点では市民グループの指摘の通りだったわけです。

今までの税金や、失われた有形無形のものの責任を
県はどう取るのでしょうか。
県民の一人としては恥ずかしい限り。

庶民感覚では信じられないけど、
そういうことが起きたりするのが政治の世界であり
行政機構の不思議さなんでしょうか。

考えさせられる、
また、考えるべきニュースでした。

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■路木ダム建設計画は違法と判断
http://rkk.jp/news/index.php?id=NS003201402281550440111
県営路木ダムをめぐり地元住民らが事業費の返還と差し止めを求め
ていた裁判で熊本地裁は「ダム建設計画は違法」と判断しました。
この裁判は県営路木ダムをめぐり地元住民らが治水や利水の必要性
が認められない中、蒲島知事が公金の支出を中止しなかったとして
事業費およそ20億円を知事が返還することなどを求めていたもの
です。
きょうの判決で熊本地裁の片山昭人裁判長は県が主張していた治水
のためのダムの必要性について「経済性および必要性が欠ける。
知事の裁量権の範囲を逸脱し濫用したもので違法」と判断しました。
一方でおよそ20億円の事業費返還については「知事の支出に故意
や過失があったと認められない」と棄却しましたが「判決が確定す
るまでに支払い義務が生じたものを除く公金を支出してはならない」
と言い渡しました。
蒲島知事は「今後の対応は判決内容をよく検討し決定したい」とコ
メントしています。


■県営路木ダム「整備計画は違法」
http://www.kab.co.jp/pc/auto/news/news_20140228.html#id_5
治水と利水を目的に県が建設している天草市の路木ダムを巡って一
部の住民が蒲島知事に建設費用の返還を求めている裁判で熊本地裁
は原告の訴えを一部認め「ダムの整備計画は違法」だとしました。

この裁判は原告である天草市の住民などが路木ダムの建設に反対し
蒲島知事に対し事業費のうちおよそ19億9千万円を県に返還する
よう求めているものです。路木ダムは「治水」と「利水」を目的に
20年前に県が計画。ダムはほぼ完成していて今年4月に供用が開
始される予定です。これまでの裁判で、県は過去の災害で102棟
が浸水被害を受けたとし天草市河浦町路木地区で洪水が起きた場合
に浸水被害が想定されるとしてダム建設の必要性を述べていました。
一方で原告の住民は実際には路木地区に被害はなく、建設の根拠は
ないと訴えていました。28日の判決で片山昭人裁判長は事業費の
返還ついては「蒲島知事に故意または過失があったとは認められな
い」として請求を退けました。しかし、県がダム建設の根拠として
いる1982年の浸水被害について「発生しなかったことは明らか」
と指摘、原告側の主張を認め、ダムの整備計画についても「河川法
などに違反して作成されたものと言わざるを得ない」としダム建設
の根拠を否定。整備計画を違法と判断しました。今回の判決では蒲
島知事に建設費用返還を求めたことについては訴えを退けましたが、
ダム建設の妥当性についてはほぼ原告側の主張通りの判決となって
います。過去の浸水被害については「1982年に路木地区で10
2棟が床上浸水の被害に遭った」という県の主張に対し、原告は
「調査票によれば浸水は1棟もなかった」とし、裁判所も原告の主
張を認めました。さらに今後の被害想定についても原告側の主張を
認め路木ダムの建設は違法だとしました。蒲島知事は「今後の対応
については判決内容をよく検討し、決定したい」とコメントしてい
ます。4月の供用開始を予定する中、今後の動きは不透明な状況で
す。


■県営路木ダム“違法”の判断
http://www.tku.co.jp/tku2012/news#!prettyPhoto[iframes]/1/
熊本県が天草市に建設中の路木ダムをめぐり、熊本地裁が県の
建設計画を違法と判断です。ダム建設に反対する市民グループがダ
ム事業費の支出差し止めなどを蒲島知事に求めた裁判の判決で、熊
本地裁は原告の訴えを一部認めました。この裁判は、熊本県が天草
市河浦町に建設を進めている路木ダムをめぐり、建設に反対する市
民グループがこれまでに県が支出した事業費約19億9000万円
の返還と今後の支出の差し止めを蒲島知事に求めたものです。原告
側は県が建設の根拠としている洪水被害は存在せず、洪水対策のた
めにダムを建設する必要はないなどと主張。これに対し県側は洪水
被害が正確に把握できないからといってダム建設計画が揺らぐもの
ではないなどと反論していました。28日の判決で熊本地裁の片山
昭人裁判長は、ダム建設の根拠となっている洪水被害はなかったと
認定。県の主張は不合理で、洪水対策のためにダムを建設する必要
はなく違法と判断。原告側の訴えを一部認めました。一方で、知事
が違法性を認識することは難しかったと判断し、これまでに支出し
た事業費の返還については請求を却下しました。一方、被告の蒲島
知事は「今後の対応については判決内容をよく検討し決定したい」
とコメントしています。


■熊本地裁、路木ダム建設は「違法」 費用返還請求は認めず
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/524120.html
 熊本県営路木ダム(天草市)をめぐり、建設に反対する地元住民
が蒲島郁夫知事に事業費約20億円を県に返還するよう求めた住民
訴訟の判決で、熊本地裁(片山昭人裁判長)は28日、ダム建設計
画を「違法」と判断した。事業費返還の訴えは退けたが「判決確定
までに支出義務が生じたものを除き、公金を支出してはならない」
とした。
 片山裁判長は「ダムの整備計画は、治水事業としての経済性、必
要性がなく、社会通念に照らして妥当性を欠く。知事の裁量権を逸
脱した」と住民側の主張を一部認めた一方、「知事に故意、過失が
あったとは言えず、これまで支出した分の返還請求は理由がない」
とした。


■熊本地裁“県の計画は違法”路木ダム
http://www.ytv.co.jp/press/society/TI20134590.html
 熊本県が約90億円をかけて天草市に建設を進めている県営路木
ダムは建設の根拠はなく違法だとして、市民グループが蒲島知事の
事業費の差し止めなどを求めた裁判で、熊本地裁は28日、事業費
の返還は認めなかったものの、建設計画は著しく妥当性を欠き、知
事の裁量権の逸脱・乱用で違法だとして、市民グループの請求を一
部認める判決を言い渡した。
 28日の判決で、熊本地裁の片山昭人裁判長は「路木ダムは架空
の洪水を根拠に計画され、洪水調整施設としての必要性はなく、社
会通念に照らし妥当性を欠き、知事の裁量権の逸脱・乱用で違法」
だとして、この裁判の審理が終了した去年11月20日以降、この
判決が確定するまでの知事の事業費などの支出の差し止めを認めた。
しかし、去年11月20日までの公金の支出については「知事に過
失はなく、責任は問えない」として、原告の返還請求を退けた。
 28日の判決について、原告の市民グループは、「知事に賠償責
任を負わせることはできなかったが、実質勝訴の判決」と評価して
いる。
 一方、蒲島知事は「今後の対応については、判決内容を検討し、
決定したい」とのコメントを出した。
 県営路木ダムは、洪水を防ぐ治水とためた水を水道水として使う
利水を目的に、熊本県が2010年から約90億円をかけ建設を進
め、本体はほぼ完成していて、今年4月から運用される予定。


■県営路木ダム「違法」判決
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005461921.html?t=1393637534944
天草市に建設中の県営路木ダムをめぐって、建設に反対する住民ら
が、蒲島知事に対して、事業費の返還と今後の支出の差し止めなど
を求めた住民訴訟で、熊本地方裁判所は「治水対策としてのダム計
画に根拠がなく違法だ」として原告の訴えを一部認めました。しか
し事業費の返還を求めは訴えは退けました。
この住民訴訟は、路木ダムの建設に反対する天草市の住民らが平成
21年8月に提訴したもので、ダム計画は、昭和57年に起きた水
害をもとに進められているものの、実際には水害は起きておらず、
手続きが違法だとして、蒲島知事に対し、これまでに支払った事業
費およそ19億9000万円を県に返還することなどを求めていま
す。
裁判は、治水対策と水道用水の確保の必要性について争われ、原告
の住民らは、「過去の豪雨で浸水被害はなく水道水についても将来
の人口を意図的に多く予測している」などと主張していました。一
方知事側は「計画は、将来の洪水対策としての意味もある。利水に
ついても、人口の計算は妥当だ」などと反論し棄却を求めていまし
た。4年半に及んだ裁判の判決は28日言い渡され、熊本地方裁判
所は、「過去の洪水被害の状況を考慮されずに策定した河川整備計
画は違法と言わざるを得ない」とダム計画の違法性を指摘し、住民
側の訴えを一部認めました。しかし、知事に事業費の返還を求めた
訴えは「違法性の認識はきわめて困難で公金の支出に過失は認めら
ない」として退けました。

02月28日 18時21分


■路木ダム)裁判県と原告反応
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005461922.html?t=1393637561576
判決について、蒲島知事は、「今後の対応については、判決内容を
よく検討し、決定したいと考えています」というコメントを発表し
ました。熊本県は、▼控訴するかどうかや▼計画通りにダムの供用
を始めるのか、検討を行っていくことにしています。
一方、原告団の代表の植村振作さん(77)は「我々の主張が認め
られ判決の意義は大きい。
行政のやることでもおかしいことはおかしいと裁判所に判断しても
らったと思う」と話しました。その上で、4月からのダム供用開始
については「今回の訴訟は運営費用まで対象になるとはいえず、ダ
ムは稼働すると思うので、今後の対応を検討したい」としました。


■熊本県営路木ダムの建設「違法」、地裁判決
http://www.nikkei.com/article/DGXNASJC2802J_Y4A220C1ACYZ00/
 熊本県営路木ダム(同県天草市)の建設に反対する地元住民が、
蒲島郁夫知事に事業費約20億円の返還と事業費支出の差し止めを求
めた訴訟の判決で、熊本地裁は28日、ダム建設計画を「違法」と判
断した。事業費返還の訴えは退けたが、判決確定までに支出義務が
生じたものを除く公金の支出差し止めを命じた。
 判決で片山昭人裁判長は「過去に下流域で家屋の浸水被害はなく、
洪水調整施設として建設する必要はない。社会通念に照らして妥当
性を欠き、知事の裁量権を逸脱した」と指摘し、過去の被害を考慮
せずに作成した計画は河川法に違反するとした。
 一方で「知事に故意、過失があったとはいえず、これまで支出し
た分の返還請求は理由がない」とした。
 原告側の市川守弘弁護士は「ダム建設の必要性を正面から否定し
た司法判断は初めて。全国各地の同種訴訟への影響は大きいはず」
と評価した。
 判決によると、県は治水と水道用水の確保を目的に建設を計画。
住民側は「過去に浸水被害はなく、水道需要も過大でダムは不要だ」
と主張していた。県側は「1982年の豪雨で川が氾濫した。水道の需
要予測も適正」と反論していた。判決は利水計画については適法と
した。
 ダムは昨年完成し、4月から供用開始される予定。
 原告団の植村振作代表(77)は「非常に意義が大きい判決だ」と
話した。蒲島知事は「判決内容を検討し、今後の対応を決めたい」
とのコメントを出した。〔共同〕


■路木ダム計画「違法」 熊本地裁「浸水被害は架空」
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20140301-OYS1T00275.htm
 治水と利水を目的にした熊本県天草市の県営路木(ろぎ)ダム建設
に反対する地元住民が、蒲島郁夫県知事に事業費約20億円の返還
と、今後の支出差し止めを求めた住民訴訟の判決が28日、熊本地
裁であった。片山昭人裁判長は、県の整備計画に盛り込まれた浸水
被害は「架空」とし、河川法に違反して計画が策定されたと違法性
を認定。判決確定後の支出差し止めを命じた。知事の過失などは認
めず、事業費の返還請求は棄却した。
 路木ダムは、県が2001年に策定した河川整備計画を基に、1
0年に着工。総事業費約90億円をかけてほぼ完成し、4月から稼
働予定。県は建設の根拠として、「1982年7月等の豪雨による
洪水で、約100棟の床上浸水があった」「慢性的に生活用水が不
足している」と整備計画に明記。住民側は「浸水被害は発生してお
らず、生活用水も既存の水源で賄える」と主張していた。
 判決によると、該当地域の浸水被害に関する資料がなく、県の浸
水想定区域にも指定されていないことから、「被害は発生しなかっ
た」と認定。県が提出していた、浸水被害があったとする天草市の
調査結果を、「内容が具体性に欠ける」として証拠採用せず、整備
計画に記された洪水被害を「架空」と指摘した。
(2014年3月1日 読売新聞)


■熊本地裁、ダム建設「違法」と判断 計画の必要性認めず
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/72816
 熊本県営路木(ろぎ)ダム(同県天草市河浦町)をめぐり、蒲島
郁夫知事に事業費の一部約20億円の返還と公金支出の差し止めを
求めた住民訴訟の判決で、熊本地裁は28日、「治水」としてのダ
ム建設の必要性を認めず、ダム建設計画は「知事の裁量権の範囲を
逸脱し違法」との判断を示した。返還請求は退けたが、判決確定時
までに支払い義務が生じたものを除き、新たな公金支出や契約締結
の差し止めを命じた。ダム本体はすでに完成しているが、ダム建設
の違法性を認定する判決は異例。
 判決で片山昭人裁判長は、県の計画決定に重要な影響を与えた1
982年7月の豪雨による浸水被害について「架空」だったと指摘。
その上で、架空の被害などに基づく河川の氾濫形態や水位の想定は
「合理性が欠如している」と認定した。さらに30年に1回発生す
る洪水でも県が想定する「堤防の破壊は発生しない」と判断。こう
した堤防被害を除いた想定被害額から算出した費用対効果は「1」
を大きく割り込み、事業の必要性が下がるとした。
 一方、ダムの「利水」計画は適法とし、知事に対しては「違法性
を認識するのは極めて困難で、故意または過失があったとは認めら
れない」と判断し、返還請求は棄却した。

【写真】満水までためる試験中の路木ダム=28日、熊本県天草市
河浦町

=2014/02/28 西日本新聞=


■県営路木ダム建設計画は「違法」 熊本地裁判決
http://kumanichi.com/news/local/main/20140228004.xhtml
 県営路木ダム(天草市河浦町)の建設に反対する市民らが、蒲島
郁夫知事に事業費で支出した約19億9千万円を県に返還し、今後
の支出を差し止めるよう求めた住民訴訟の判決で、熊本地裁(片山
昭人裁判長)は28日、ダム建設計画を違法と判断し、住民側の請
求を一部認めた。事業費返還の訴えは退けた。
 判決では、治水の必要性については洪水想定の不合理性を指摘。
「知事の裁量権を逸脱した」と住民側の主張を一部認めた一方、
「知事の故意、過失があったとは言えず、これまで支出した分の返
還請求は理由がない」とした。
 ダムによる洪水対策と水道用水の供給の必要性が主な争点。住民
側は「県が想定する地点で堤防は決壊せず、浸水被害の対象戸数も
過大。水道用水についても将来の人口を意図的に多く予測しており、
既存のダムで賄える」と主張していた。
 県側は「国のマニュアルに基づき、破堤点や費用対効果を適正に
算定した」と反論。県側に補助参加している天草市も「安定した水
源確保のためにダムが必要」としていた。
 路木ダムは県と市が国の補助で計画。既にほぼ完成し、昨年10
月に試験湛水[たんすい]を始めた。4月に運用を始める予定。
(小林義人)


■「主張認められた」と興奮 路木ダム違法判決
http://kumanichi.com/news/local/main/20140301002.xhtml
 県営路木ダム(天草市河浦町)の建設に反対する市民らが、蒲島
郁夫知事に事業費の返還と今後の支出を差し止めるよう求めた住民
訴訟の判決で、熊本地裁は28日、ダム建設計画を違法と判断。原
告らは「主張が認められた」と喜びをかみしめた。一方、事業を進
めた県や天草市には動揺が広がった。
 判決後、原告らは「勝訴」と書いた紙を掲げて集会。原告代表の
植村振作さん(77)=天草市本渡町=は「知事への事業費返還請
求が認められなかったのは理解できないが、本質的には勝訴。主張
が認められ、ダム事業を違法と判断した意義は大きい」と興奮気味
に語った。
 加藤修弁護士は「ダム建設の是非が争われた各地の訴訟で、ここ
まで明確に違法と踏み込んだ判決は例がないのでは」と話した。
 訴訟を支援してきた市民団体の中島康代表(73)=熊本市西区
=は「知事は違法なダム計画を進めたことを県民に謝罪すべきだ」
と指摘。「ダム行政は根本的に変わらなくてはならない」と他のダ
ム計画への波及効果に期待した。
 一方、県には衝撃が走った。県庁内では担当者が総出で判決文を
読み込み、県幹部や県議に報告。ダムは4月1日の供用開始予定で、
県河川課の持田浩課長は「予定通り進めたいが、違法とされたから
には精査が必要だろう」と戸惑いを見せた。蒲島知事からも「しっ
かり中身を押さえてほしい」と指示があったという。
 地元でも、それぞれの立場で判決を受け止めた。路木川が流れ込
む羊角湾への影響を懸念し、工事着工まで反対活動をしていた天草
市河浦町の天草漁協崎津支所。浦壁壯介[たけゆき]元代表(73)
は「ダムは完成し、供用も始まる。判決にあまり意味はないのでは」
と複雑な表情。
 牛深地域の安定的な水源の確保を求めて早期完成を要望してきた
牛深町区長会の里見洋之会長(84)は「利水の必要性が認められ、
今後渇水に対する不安がなくなるのは大きい」と受け止め、安どの
表情を浮かべた。
 補助参加した天草市は、利水の主張が認められたことに安どする
半面、旧河浦町が治水対策を求めていたこともあって、複雑な受け
止め。安田公寛市長は「県と協議した上で対応したい」というコメ
ントを出した。

【写真】判決後、記者会見する原告の植村振作さん(右端)と弁護
士=28日、熊本市中央区の県弁護士会館
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by from_itsuki | 2014-03-01 12:04 | 新聞・メディア報道 | Trackback | Comments(0)