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実はローカルなコサンタケ。

知らなかった!

コサンタケは標準語じゃなかったのか!

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夜分に玄関チャイムの音。

戸を開けると、宮原さんがいて、
まだ泥のついた大きなタマネギと
茹でたばかりのコサンのおすそわけを
またまたいただきました。

3回に1回ぐらいしか、お返しできてない・・・。
しかも、私からのは「いただきもののおすそわけ」みたいなのも多く、
純粋に、私手作りとか私採取とかじゃなかったりするし・・・。
いーのか、わたし!

この時期、次々我が家に舞い込むコサンタケ。

漢字で書くと、「小桟竹」「虎山竹」「五三竹」で、
正式(「正式」とは何か?という疑問はあるが)には
ホテイチク(布袋竹)なんだそう。

ウィキではこちら
Weblo辞書ではこちら

コサンは鹿児島とかこっちの方にしかなく、
実はローカルなものなんだそう。
全国にあるかと思ってましたが、
確かに実家の福津ではまったく見たことなかった。

南九州以外にお住まいの皆さん、残念ですね。

コサンはアクがほとんどないので、生のまま調理してもいいし、
塩ゆでして調理してもいいんですよ。
ただ、鹿害で最近は野生タケノコは激減してますので、
だんだんレアものになりつつあります。
五木村から取り寄せるか、こちら方面に来られた際に召し上がって下さいね。


コサンタケ(=ホテイタケ)は、中国原産で
マダケの仲間。
たしかに、マダケに似てる!
私にはどう違うのか分からない!

竹は釣竿や杖にも利用されるそう。
根っこのところの節が詰まるので、丈夫なんでしょう。

コサンは、地元の人曰く、
行儀悪いけど、足でパキッと追って採るのが楽しい、らしい。

五木のみなさんはコサン大好きで、
どこにあるか、みなさんチェックされてます。

特に水没予定地は、公有地になっているので、
複数の地元の方が、早い者勝ちで採ってます。
今後水没予定地を開発する際にも、あの竹林はぜひ残してほしいものです。


タケノコは傷みやすく、今年は食べ終わる前に
2度もダメにしてしまいました。

とりあえず半分は刻んで、干し刻みタケノコに。

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買って良かった、干し物ネット。
これはナフコで500円ぐらいでした。
日々大活躍です。
今日は鴨居に掛けてますが、普段はベランダに吊るしてます。

先日「山里」のこのみさんにタケノコ保存法について聞いたところ、
2時間ぐらい干して、袋に平らに入れて
冷凍するのもいいらしい。

干すとシャクシャク歯ごたえがあって、おいしいですもんね。
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by from_itsuki | 2012-05-28 20:18 | 五木の特産品 | Trackback | Comments(2)

コサンの節リサイクル料理。

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八原で、コサンの節をもらってきました。

筍を割ると真ん中にあるあれです。

干し筍にして商品にするには、
節を取って、平らに開いて干さないといけないらしい。

確かに、店頭の干し筍には節がない。

ゆがいた後に取った節を、
もったいなかでと、チツ子さんは味噌炒めにして食べるらしい。

持っていかんねということで、
いただいて帰り、教わったレシピで味噌炒めに。

味噌はもちろん、
五木村産無添加麦味噌「いつきちゃん味噌」使用。

以前は味噌そのものをまったく使わなかったんですが、
味噌は大豆食品かつ発酵食品で体に良いと聞き、
最近はいつきちゃん味噌使いまくりです。

五木は味噌を使った料理、多いですよね。
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by from_itsuki | 2012-05-28 19:32 | 未分類 | Trackback | Comments(0)

八原産 野イチゴでジャム作り。

標高600mの小集落、八原(やつはる)地区で、
地元の方にお手伝いまでしてもらって採取した野イチゴたち。

ジャムを作る、上手にできたらおすそわけする、と
宣言して帰ってきたので、
早速野イチゴジャム作りです。

まずは、ざっと洗って塩水に漬けます。

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見たことないけどルビーみたいできれいです。

塩気にやられて、小さなアリたちが出てきます。
この後さらに、一粒一粒開いて、中に何もいないか確認してから、
砂糖と一緒に鍋に入れます。
アリを食べてもいいんでしょうが、アリ入りジャムより、できたら
純粋な野イチゴジャムを味わいたいので、この作業は大事です。

砂糖には、今回はきび砂糖を使いました。
砂糖をまぶしてしばらく置いておくと、水気が出てきます。
その水と一緒に煮るので、新たに水はいれませんでした。

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アクが出るので、ちゃんとお玉で取りましょう。

甘い香りが漂ってきました。

いろんなレシピを見ると、レモン果汁を入れるとあるものもありました。
レモンはないんですが、
酸味と甘みの調整と、固まりやすくなるかもと思い、
レモンの代わりに日奈久産甘夏を絞って入れてみました。

途中、味見をしながら砂糖と甘夏で調整。

煮詰まってきたら、焦げないように注意です。
煮詰めながら、隣でジャム瓶とふたを煮沸消毒しました。

ほどよい適当なところで、完成です。

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できたー!
つぶつぶいっぱいー!!
Made in 五木村ー!!!

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パンに乗せて食べると、
野イチゴの甘~い香りがします。
普通のイチゴジャムとは違った味でおいしい。
プチプチの粒もいいですね。

今度は、ヨーグルトに入れて食べてみようと思います。

(写真では少量ですが、もっとたくさんできてます)
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by from_itsuki | 2012-05-28 12:13 | 五木の四季と自然 | Trackback | Comments(0)

釜炒り茶、金色に香ばしく。

八原で野イチゴ摘みをしていたら、
チツ子さんちから、かすかに白い煙が上がっていました。

コサン(コサン筍)ばゆがきよっとこ、
あと、茶ば仕上げよる、とのこと。

話を聞いてびっくり。
チツ子さんは、五木でも数少ない釜炒り茶の生産者だそう。
自家製茶で釜炒りをされている方も少なくなり、
しかも自家製茶で物産感に出されている方は、チツ子さんお一人だけでは?

今年はお茶のようでけた、
ばってん葛ん八重(村南部の葛の八重地区)からももらうごつしとったで、
こん前、堂ばなおした時に(←地区の観音堂建て替えのため、観音様を地区の人の家に移した)一緒に摘んだで、今年は余計あっ、とのこと。

納屋から続く茶工場には、
一度に五キロの生葉が入る茶炒り釜が2つ。
お茶を撚(よ)る揉撚機、仕上げ釜、選別機と並んでて、
正に選別機でお茶を、棒(茎)と棒混じりの茶と本茶に
選別しているところでした

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(茶炒り釜。チツ子さんちはお茶の量が多いので、同時に2つの釜で炒る)

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(仕上げ釜)

茶炒り釜は薪、
仕上げ釜はガス、
選別機は電気を使います。

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(選別機)

仕上げ釜の隣には、
電気で動く電動唐箕も。
ちら見した感じでは、くるくる羽を回すのが手ではなく電気のようで、
いろいろ細かい調節も、昔ながらの唐箕と同じ。
初めて見ました…。

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(仕上がった本茶)
※蛍光灯の光のため白っぽく写ってますが、実際にはもっと濃い緑です。


チツ子さんの息子さんから、ひとしきり茶工場の説明を聞いた後、
今年の新茶をごちそうになりました。
お茶請けは、バウムクーヘンです。

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釜炒り茶は、透明な明るい萌黄色で、
わずかに香ばしさの残る香りが特徴。

同じ茶葉で何回飲んでも味は落ちない。
むしろ最初の一杯は、まだ葉が開いておらず、お茶の味も薄い。
お湯を注いで、かなり時間がたたないとお茶の旨味が出てこないのかもしれません。

一方で、蒸し製は鮮やかな黄緑。
香りは茶葉の若々しい香りだか、せいぜい3〜4回淹れれば味が薄くなります。

釜炒り製は、蒸し製とはまったく異なり、
極端に言えば、烏龍茶と緑茶くらい違います。

お茶について、詳しくはこちら

世の中に流通する緑茶の圧倒的多数を占める、蒸し茶。

小さい頃から、自宅で製茶した釜炒り茶を飲んで育った人には、
蒸し茶は多分物足りないはず。

どんなに蒸し茶を飲み慣れても、
この釜炒り茶を口にされたら、
きっと懐かしさでいっぱいになるのではと思います。

チツ子さんのお茶が店頭に並ぶのは、あと数日先。

多くの方に、ぜひ釜炒り茶の味わいを楽しんでいただきたいです。
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by from_itsuki | 2012-05-28 10:24 | 五木の生活文化 | Trackback | Comments(0)

標高600メートルで、野イチゴ収穫。

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この間、正さんから
最近野イチゴでジャムを作ったばってん、
パンに付けて食べたらうまかった、
と聞きました。

うらやましー私も作りたいー
と羨んだところ、
頭地はもう野イチゴは終わったばってん、標高の高っかところにはまだあるかもしれん、とのこと。

頭地より高いと言えば、
宮園!九折瀬!八原!
小鶴!白岩戸!
平沢津!小別峠!大通峠!
このうち、八原のドーシタ(堂下)にあると聞きました。

何せ明日には草払いするらしいので、
早速摘みに行ってきました。

八原地区で、ドーシタなる場所を探してウロウロしていたら、
高松さん、吉松さんに見つかってしまい、
一緒に野イチゴ摘みを手伝っていただくことに。

騒ぎ?を聞きつけて、
松永さんも手伝って下さり、
たくさんの野イチゴを収穫することができました。

ジャム、おすそわけできるぐらい、ちゃんと上手に作れるかなぁ。

正さんにレシピを聞いてみなければ。
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by from_itsuki | 2012-05-26 20:22 | 五木の四季と自然 | Trackback | Comments(3)

もちもちっとよもぎ団子

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今年の春に杉山さんから分けてもらったよもぎ。

ふと食べたくなって、
茹でて冷凍しておいたものを使い、
よもぎ団子作りをすることにしました。

レンジで温めて解凍したよもぎを、
最初包丁で刻もうとしましたが、
繊維が強すぎて、ざくざく切れず…。

もりちさんはすり鉢ですってた!と思い出して、
わたしも小さなすり鉢でゴリゴリ始めました。

なんだかよもぎがだごんごつなって、
すれどもすれども、ばらばらにほぐれません。

まーいーやと適当なところであきらめて
水とともにもち粉に加えてこねたところ、
ちょうどよく繊維がほぐれてうす緑の生地ができました。

沸騰した鍋に入れて、浮いてくるまで約5分。

おたまですくって水に入れて冷まし、
きな粉でいただきました。

今回は、先日間引きレタスを下さった出口さん
(6/9のこんにゃく作りの先生)を訪ねるのに、
おすそわけしてきました。

調理時間20分!

今のうちに、
またよもぎを摘んで冷凍しておこう。
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by from_itsuki | 2012-05-26 06:14 | 五木の四季と自然 | Trackback | Comments(0)

6/9ムラの達人に学ぶ田舎こんにゃく作り


五木で一番感動したのは、手作りこんにゃくのおいしさ。
こんにゃくってこんなにおいしいものかと驚きました。

一度食べたら、スーパーのこんにゃくは食べられない!

平家の隠れ里(!?)平野地区で、絶景とともにお楽しみ下さい^^

*.○。・.: * .。○・。.。:*。○。:.・。*.○。・.: *

    【五木村 ムラの達人に学ぶ】
 
  新緑の山里で楽しむ 田舎こんにゃく作り

*.○。・.: * .。○・。.。:*。○。:.・。*.○。・.: *

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標高450mの山あいに抱かれた小さな集落「平野」地区で、
おいしい田舎こんにゃくを作ってみませんか?

指導役は、地元でもこんにゃく作り名人として知られる
出口幸子さん。
大きなかまどで茹でた、あつあつ・プリプリの
できたてこんにゃくは絶品です!

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こんにゃく作りと田舎料理ランチを楽しんだ後は、
新緑のムラ歩きをお楽しみ下さい。

■日時 2012(平成24)年6月9日(土)
    10:00~14:00

■場所 熊本県球磨郡 五木村平野地区
【集合】9:30 道の駅子守唄の里五木
    (熊本県球磨郡五木村甲2672-53)

■定員 15名(申込受付順)

■参加費
 大人3,000円 小学生1,500円
(お持ち帰り用コンニャク、地産池消の田舎料理ランチ、保険代込み)

■ムラの達人 出口幸子さん(平野地区在住)

◎エプロン、三角巾、タオルをご持参下さい。
◎平野地区には駐車スペースが少ないため、一部車を乗り合わせての移動となります。
◎保険はイベント実施時間中のみが対象となります。会場までの往復はお気をつけてお越し下さい。

■お申込み・お問合せ:
五木村観光協会
TEL/FAX 0966-37-2611
〒868-0201熊本県球磨郡五木村甲2672-53道の駅子守唄の里五木内
http://itsukikanko.p1.bindsite.jp/   
Email: info@itsuki-kanko.jp

(写真提供:五木村観光協会)
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by from_itsuki | 2012-05-22 07:26 | 観光情報・お知らせ | Trackback | Comments(0)

てらしまっ茶の茶摘み。


少々さかのぼりますが、
「てらしまっ茶」の収穫風景です。

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本当にわたしが(も)摘んだんです。
信じて下さい。

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お茶摘みの極意は、一芯二葉(いっしんによう)。
巻いた一枚目の葉と、その下の二枚の若芽を摘むのがベスト。

紅茶で言えば、最高級のフラワリー・ペコ(FOP)と、オレンジ・ペコ(OP)、ペコ(P)を摘むのです(こちら)

機械摘みなら、伸びた若芽をばりばりとバリカンみたいな機械で刈りますが、手摘みなら、丁寧に一本ずつ摘めます。
しばらく摘んでいると、まぶしい黄緑一色の茶畑の中から、自然に「一芯」が目に飛び込んでくるようになるものです。

・・・などと言っていると、摘むスピードが激落ちし、いつまでたってもメゴに溜まりません。

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向こうで、地主の寺田さんが機械摘みされています。
手摘みはスピードでまったく歯が立たず。

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3時間ほど摘んで、こしこ。
茶摘みメゴの中がわたしです。

わずかな量でも、心を込めて摘んでます。
いつかお茶として口に入れてくれる誰かのために・・・。
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by from_itsuki | 2012-05-21 22:08 | 五木の生活文化 | Trackback | Comments(0)

ムラの山菜生活(11)

そろそろタケノコ以外の山菜も終わり…

と思ったら、尾方ミス子さんがウドを出荷されていました。
まだウドの新芽あったんだー。

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五木では、ドーゼンと呼びます。

活字にしにくいんですが、
発音としては「ドゼン」と「ドーゼン」の中間くらいです。

最近、地元の方と、
文字にするとどうなるのかな?という話をしてました。

同じように、こちらのお年寄りの中には、
鍬のことを「くゎ」と発音される方もいらっしゃるよう。
聞くと、「か」と「くわ」の間みたいに聞こえます。
唐鍬(とうぐわ)も「とうぐゎ」で、
「とうが」と「とうぐわ」の中間のような発音。

身近な生活の中にあって、しばしば口にすることはあっても、
活字にすることの少ないものだと、
書き言葉と発音とがすぐに結びつかないものもあるのでしょう。


さてこのヤマウド。
天ぷらにするとおいしいでしょうが、
油の処理が面倒なので、和え物系で。

アクはあまりないとは言え、
茹でたものをかじるとわずかにえぐい。
先日のカラスザンショウほどではない)

こってり胡麻味噌マヨネーズ和えにして、
お酒のアテに、ご飯のお供においしくいただきました。

独特の香りとか味はあるものの
他の野菜と比べて、特においしいわけではないんですが、
春先に山菜を食べるのは、五木村では生活の一部です。

ウドで夕餉の食卓に一品。
先人の知恵を感じます。
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by from_itsuki | 2012-05-21 07:29 | 五木の特産品 | Trackback | Comments(0)

てらしまっ茶、製茶秘話。

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湯呑みを口元に運ぶ、至福のひととき…。

食べ物はなんでもそうでしょうが、
生産や加工の舞台裏を垣間見せてもらうと、
この一杯にたどり着くまでの時間と手間を改めて考えますね。

あー思い出す、茶畑の昼下がり・・・。

摘んでも摘んでも一杯にならない、腰の茶摘みめご(籠)。

入れたつもりがバラバラ籠から落ちていた、大切な手摘み茶葉たち。

無農薬ゆえに時々見かける、白いいも虫。

摘んでいるうちに、茶畑の中から、自然に一芯二葉が見分けられるようになるあの不思議。

正確さだけでなく、スピードも同時に必要だということ。

摘みたての、湿気のある若い茶葉の匂い。

細かい粉茶が舞う広い茶工場。

ベルトコンベアに乗りいくつもの機械をくぐり、加工されていくお茶。

機械化されても、肝心かなめは、人の手と目と経験が必要なこと。

お茶農家が茶を育て、加工して自分で値段を付けて売る、現場から知る6次産業の意味。



…今回の茶摘みは、なかなか学びの多い体験でした。

いやはや、味わい深い。

松井さんの手作り栗饅頭とともに、もう一杯。
いただきます。
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by from_itsuki | 2012-05-18 22:49 | 五木の四季と自然 | Trackback | Comments(0)