正月のこんにゃく作り


12月28日、年の瀬の恒例行事である正月用のこんにゃく作りがありました。

今年の尾方家のスケジュールは、
28日(日) こんにゃく作り
29日(月) 豆腐作り
30日(火) もちつき、門松づくり

カレンダーにそう書いていたら、NHKとTKUの若い記者さんが見つけて、取材に来られるとのこと。
尾方さん宅もよく取材されるようになり、結構にぎやかです。

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こんにゃく芋は、もちろん自家栽培。
ゴロンとした芋は、数年かけて大きく育てます。
冬の間、土からあげて干しておき、また暖かくなって埋め戻して育てることもあるそう。

朝の段取りを考えて、前日夜のうちに下準備。
皮をむいたこんにゃく芋をゆでておきます。

翌日、ミキサーで細かくし、灰汁をまぜてしばらくするとあら不思議。
ドロドロのこんにゃく芋が、プルンプルンとした手触りになります。
大きなたらいに上げたこんにゃく芋+灰汁を、固まらないうちに両手で掬い、形を整えたらすぐにクド(カマド)の中へ。

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しばらくゆでて、火が通ったらできあがりです。

明日の豆腐作りで使う大豆をゆでるため、クドを早く空けなくては・・・
大きなひしゃくで、湯からすくいあげるチユキさん。
もうもうとした湯気で、顔が見えません。ww

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できあがったこんにゃくは、ほとんどを親類や代替地の知人に分けてあげるのだそう。

さっそくコタツで試食。
南九州らしい甘口のしょうゆをつけて、いただきます♪
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by from_itsuki | 2008-12-29 14:21 | 五木の生活文化 | Trackback | Comments(0)

畑から食卓までの距離と時間


茂さんのお父さんである乙平さんは、同じ田口の山口家から子どものいなかった尾方家に養子に来たのだそう。
早くに母親を亡くした茂さんは、手先が器用で正直者で働き者の乙平じぃと、明治初めに生まれた働き者で達者なばあちゃんに育てられたそう。

畑は家のそばになからんばいかん。
下駄履いていけるぐらいの距離にあるのが一番。

家のそばにある畑は、農地が少なく、すべての家がそばに畑を持っていなかった村では貴重なものだった。

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ばぁちゃんに言い聞かせられた通り、今でも茂さんの家のそばの畑は、大事に大事に耕作されている。

「ネギば入るっとの忘れとった」。
お昼にそばを食べようとしたら、ネギがない。
チユキさんは包丁を持って戸口を出て、畑からネギを取ってきた。

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食卓と畑が近いとは、消費と生産の場所が近いということ。
土から収穫されてわずか数分後に、私たちの口に入る。

尾方さんちではなんてことないことだけど、そんなことができる家は、今どれほどあるんだろうか。

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by from_itsuki | 2008-12-28 17:16 | 五木の生活文化 | Trackback | Comments(2)

柚子狩り


12月27日、五木村で柚子狩りをしました。

柚子大好きの私としては、このシーズンを心待ちにしていました。
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柿ちぎりの棒を使います。
早速、茂さんが手伝ってくれました。

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2本の木から、ごろっと取れました。
んー・・・いい香り。

赤い実は、野ばらの実(ローズヒップ)です。
この時期、山や道路ばたのヤブには、かわいらしい赤い実がなってます。

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冬イチゴもちらほら。
すっぱいんですよねーこれ。

柚子の季節ももうすぐ終わり。
明日は正月用の、こんにゃくつくりです。
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by from_itsuki | 2008-12-28 13:47 | Trackback | Comments(0)