カテゴリ:(番外編)アジアの里より( 10 )

キリウォンに行きます(予告)

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(尾方さんの畑にて。2010年8月6日)

暦はついに7月。

いよいよ今月末には、日本へ帰国です。
長いようで短かったAPIの8ヶ月間・・・

現在、タイでやり残したことを慌ててやってます。

今週は、サコンナコン県で聞き取り。
マハーサラカム県でAPIフェロー2012-2013年度募集の
ワークショップに参加。

そして来週は!!

念願のナコンシータマラート県「キリウォン」へ行く予定。

キリウォンは、
Community Based Tourism(地域に根ざした観光)の先進地で、
88年に大洪水の被害を受けた後、
エコツーリズムや自然を生かした地域づくりでの復興に舵を切り、
現在では4万人が訪れるという場所。
地元のコーディネート組織の取組みや、
地域内の相互扶助、天然草木染による生業づくり、
村内での仕事や産業づくりなどの地域づくりでも
知られています。

この村には、39人の家族が民泊受入れをしていて、
地元特産の果物の皮や樹皮を使った草木染めが盛んで、
農閑期の副収入として、さまざまなハンドクラフトを販売し、
トレッキングや川遊びなど、旅行者は自分の好きなように
自然を楽しむことができ、
キリウォンに行きたい人は、地元の観光協会に電話一本で
宿やプログラムなどの手配を済ませることができ、
村の若い世代は、村外に働きに出る必要はなく、
村の中で仕事に就いて生活しているのだとか・・・。

そんなユートピアみたいな村が、本当にあるのか!?

タイの地域づくりでも、モデルケースとして
たびたび表彰されているのだそうです。
こちら

NGO系知人の多くが、
「五木の参考になるかもだら、行って来い」と勧めるキリウォン。

これまでもタイでいろいろな地域を回ってきたけれど、
なかなか興味深そうです。
実際にはどのように運営されているのかを確かめに、
なんとしてでも行ってこなければ!

そんなわけで、10日夜フアランポーン駅出発、
4泊5日(行きは14時間、寝台列車泊)のキリウォンへの旅。

またご報告します♪
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by from_itsuki | 2011-07-04 21:38 | (番外編)アジアの里より | Trackback | Comments(0)

(5)川や森を地域主導でどう管理するか?チェンマイセミナーより


(4)より続き

タイでは、かつての独裁政権や現在も残る
強い中央集権への反省として、地方分権の動きがあります。
市民、住民サイドからも、地方分権や地方自治を求める声があり、
政府側も、一応地方分権を推奨しているそう。

タイの県知事は、選挙で選ばれた人ではなく中央政府派遣の官僚だし
前・タクシン政権時代は、地方分権が進んでいた一面もあったけど、
タイでは、地方分権と中央集権の動きとが、政権によって拮抗することも。


今回会議の開かれたチェンマイ周辺の北部タイは、
天然資源管理の地方分権化の動きが進んでいる先駆的地域。

今回チェンマイで開かれた分科会・会議は、
地方行政機関である「オーボートー」(※1)と、
「コディ」(コミュニティ組織開発機構)(※2)がこれまで取り組んできた、
北タイでの森林など天然資源利用実態や、地域での自主管理へ向けた
要望などの調査プロジェクトの、最終とりまとめの場も兼ねていました。

官民で協力し、天然資源管理の決定権を
中央政府から地方へと移譲するための法制度を作っているところで、
今回の北部タイの取組みが実際に法制度化されれば、
タイ国内初の事例になるのだそう。

参加した各地のオーボートーやNGO関係者からも、
熱心な発言や質疑が多く聞かれました。

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フリーランスの研究者が、意見集約をサポート。
模造紙の上に、参加者の意見が整理されていきました。

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今後は、オーボートーとコディが中央政府との間で、
調査結果と意見集約結果に基づいて、
具体的に制度づくりへと動き出す予定とのこと。
楽しみです。


* * *

同じく、日本でも地方への河川管理権限移譲の動きがあります。

日本の河川は、
支流を含む流域の管理主体によって一級から三級に分かれ、
一級河川は国交省が直轄管理。

吉野川河口堰や各地のダムなど、
近年の無駄な公共事業の見直しや、環境社会配慮の必要性、
住民主体型川づくりの必要性の意識の高まりに伴って、
一級河川であっても、県や自治体など、
地方へ実体的な管理主体の移譲を求める声が高まっています。

中央集権型の近代河川工学による河川管理の限界や、
公共政策への住民参加の必要性の認識の高まり等も背景にあります。

2007年には、吉野川で
「川を流域住民(あなた)が取りもどすための全国シンポジウム」が開催され、
私も参加してきましたが、
吉野川や川辺川など各地の事例や報告を通して、
非常に興味深い議論が行われました。
参加されていた、嘉田滋賀県知事からは、
政策決定権の移譲と共に、
技術者や予算の権利移譲の必要性も提議されました。

シンポジウムのプログラム こちら

吉野川において、河口堰問題だけに留まらずに、
地方にとって「川」という公共財産は何なのか、
私たちはどう考え、川と付き合っていくべきかを見つめる動きへと
つながって行ったことには、多くを考えさせられます。

川辺川・球磨川沿いにも、
数百年、数千年に渡り、川と共に暮らしてきた
生活の記憶があるはずで、
タイから帰ったら、そういったものを消えてゆく前に書き留め、
ダム問題だけにとどまらない視点で、
川を見つめられたらと思います。

(昨年、吉野川を契機として、
「川」と地域の在り方を社会に広く問いかけ、
歴史の新しいページを切り拓いてきた、吉野川みんなの会の
姫野雅義さんが急逝されました。
多くのことを教えて下さった方でした。
ご冥福を心よりお祈り致します。)




※1 オーボートー
・・・「オンカーン・ボーリハット・スワン・タンボーン」
(タンボーン行政自治体)の頭文字を取って、「オー」「ボー」「トー」。
英語はTAO/Tambon Administrative Organization。
Tambon(タンボーン)とは、
村(ムバーン)と郡(アンパー)の中間行政単位。

※2 コディ(CODI)
Community Organization Development Instituteのことで、
政府外郭の独立機関で、
タイ1990年前後の民主化運動の流れを受けて制定された、
民主的な「1994年憲法」を背景にできた機関。
地方自治や住民による地域づくりを支援することが目的。

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(チェンマイの会場で展示された、周辺流域の航空写真。
オーボートーとコディがGPSを使って調査した、
山林・森林・河川の利用現状が細かく書き込まれている)
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by from_itsuki | 2011-02-09 12:33 | (番外編)アジアの里より | Trackback | Comments(0)

(4)川や森を地域主導でどう管理するか?チェンマイセミナーより(4)

(3)より続き

2月2-3日の2日間は、チェンマイ市内で
本体会議が開かれました。

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初日は、タイ国内外のNGO界で広く知られる
チュラロンコン大学のスリチャイ先生(左)と、
チェンマイ大学のスリチャイ先生(右)が基調講演。

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お二人とも、専門的でアカデミックな研究の現場と、
タイ社会が直面しているさまざまな地域発展の現場とを結ぶ、
優れた研究者として広く知られた方です。

* * *

専門知識を「研究のため」「研究者のため」だけでなく、
広く地域社会へと還元すべきという視点に立たれていて、
広義での現場系研究者の少ない日本から見ると、
うらやましい限り。

五木村、川辺川ダム問題だと、どなたに当たるのかなー。

言わずもがな、法律家では弁護士の板井優先生
五木村を含む川辺川ダム全般に広く深く関わられています。
本当にすばらしい先生です・・・。

似たスタンスで、継続的に現場に関わられている研究者の方だと、
県立大の中島熙八郎先生が、利水事業を中心に関わられているほか、
大学院や准教授の方にも数名いらっしゃいます。
大学関係者ではありませんが、
まさのあつこさん高橋ユリカさん
いらっしゃいますよね。
五木村に限定しなければ、熊本大の徳野先生も
農村社会学の専門家として知られた方で、
五木村でも一度講演されたことがあります。

ダムという公共事業としてではなく、「地域振興・地域発展」に限定すると、
スリチャイ先生、チャヤン先生のような方は、
日本にはまだまだ少ない気がします。

現在まで、多くの研究者が、川辺川や五木村をテーマに選び、
ゼミで取り上げたり、スタディツアーで訪れたり、
研究論文を書かれていますが、
これは五木村にとって非常にプラスだと思います。
目の前で起きていることを、
一歩引いて専門的な視点から見つめ、記録し、
分析と展望することが地域にもっと活かされてほしい。

もっと具体的に活かされてほしいし、
もっともっと、地域振興・発展、農山村社会学の分野からのアプローチが
増えると良いなぁと思います。
五木村をただ「研究対象」とするのではなく、
成果の「現場」へフィードバックや継続的な関与も
ぜひお願いしたいところです。

>研究者の皆さん、よろしくお願いします。

* * *

さて、二人の研究者の基調講演の後、
参加者約100名は、2つの分科会へ。

第1分科会は、APIフェロー生による調査報告。
それぞれの研究分野は、地域発展や芸術について。
分科会最後には、
芸術や表現を、地域発展に活用することもできるのではという
深い議論も行われた。

第2分科会の方が、参加者規模が大きく(70人ぐらい)、
地方レベルでどう森林や河川を管理していくための
法整備を進めるか、がテーマでした。


最終日の全体会は、分科会報告を軽くやった後、
前日の第二分科会での議論を中心に、最終とりまとめ。
こちらもなかなか面白い議論でした。

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(チェンマイのナイトバザールにて)


(5)へ続く
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by from_itsuki | 2011-02-06 15:04 | (番外編)アジアの里より | Trackback | Comments(0)

(3)川や森を地域主導でどう管理するか?チェンマイセミナー(3)

(2)より続き

初日視察の「川」コースでは、
その後プイ山村国立公園内を回って、水源地や集落を視察。

その後、同じターチャン川の中流では、
上流との取水を巡る対立をどう解決したかをまとめたビデオを見た後に、
住民リーダーから話を聞き、
最後に、ターチャン川がピン川と合流した先にある
「パヤクム河口堰」(ファイ・パヤクム)を視察しました。

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100年以上前に
パヤクムという名の農民の指導によって作られたというこの堰は、
自然の石や竹、木の枝などを使って低い堤防を作り、
ゆるやかに川の流れを緩和することで、水深と水圧を上げ、
堰の手前にある取水口へと導水する仕組みになっています。
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堰の感じは、かの吉野川河口堰を彷彿とさせます。
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取水口と用水路の感じは、相良村の六角水路を彷彿とさせます。
現在、タイは乾季に入りつつありますが、
なみなみと水が流れてます。
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地元の研究者で、経緯に詳しい方が
この堰について説明してくれました。
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堰のそばにある看板(タイ語と英語)によりますと・・・

「この古い河口堰は、ピン川東側河岸の農民たちによって、
100年以上前に、チェンマイ県とランプーン県の肥沃な流域に広がる
水田への灌漑を目的として作られました。
パヤクム河口堰は今でも灌漑用に利用されており、
今日に至るまで、チェンマイとランプーンの農家にとって
”信仰の対象”でもあります」


なるほど、川のほとりには、
パクヤムさんと、川の神様を祀るほこらがあります。
(タイでは、仏教と共に、道祖神や自然崇拝も広く信じられている)

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水路を流れる水は、およそ15km遠くの田まで水を運び、
5,120万㎡(32,000ライ)の水田を灌漑しているそう。
※「ライ」とはタイの単位で、1ライ=1,600㎡。

高原台地の六角水路は、130万㎡(130ha)の農地に水を届けてるので、
その約40倍の面積。
かなり広い!


ちなみに、2006年に川の上流で豪雨が続き(ダムの誤操作説もあり)、
この地域でも川が氾濫し、市街地が浸水したことがありました。

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(河岸と道路の境に積まれている土のうは、その名残)

政府はその後、氾濫の原因は
集中豪雨やダム誤操作ではなく、この堰があったためだとし、
この堰をぶっ壊して、コンクリートの可動堰を作る計画を発表しました。
(堰は浸水した際の水深より、はるかに低い位置にあるんですが・・・)

これに対し、流域住民が猛烈に反発。
結果的に、可動堰建設計画は白紙に戻されました。

どっかで聞いたことある話・・・
吉野川河口堰の住民投票に似てます。

簡単なパンフもあります。
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説明用に、概要をまとめたパンフやリーフレット作るのって
大事ですね。すごく助かる・・・。


(4)番外編へ続く。
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by from_itsuki | 2011-02-05 23:28 | (番外編)アジアの里より | Trackback | Comments(0)

(2)川や森を地域主導でどう管理するか?チェンマイセミナー

(1)より続き。

最初に訪ねたのは、チェンマイ市西部にある
ドイ・プイ・ヴィレッジ国立公園(プイ山村国立公園)。

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(村全体が公園内にある。整備された花畑と、実際に人々が暮らす村の様子)

タイ国内には約20民族、100万人の少数民族がいると
言われていますが、タイ北部の山岳部にもそういった民族が多く暮らしており、
チェンマイ市街地から車で30分ほどの場所にあるここも、
山岳民族のメオ族の村です。

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(藍染の布にロウケツ染をする女性)

標高1200mほどの場所にある村が丸ごと、
広大な国立公園の中に位置しています。

というより、

村が先にあったところに、
後から政府が勝手に国立公園に指定し、
森林保全や保護を理由として、一方的に森林伐採や利用を禁じたため、
それまで森を利用して暮らしてきた住民の生活に支障が起きるという問題が
かつてありました。

同時に、
ここはチャオプラヤ川支流のターチャン川の上流にあたり、
水源地を抱えています。

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(村の水源地の一つ。ターチャン川、ピン川を経て、大河チャオプラヤ川へ注ぐ)

以前、この地域が川の上流部で農業用水を取水し過ぎるために、
中下流域が水不足になり、水の取水量や権利を巡って
流域間で対立が起きるという問題が起きていました。


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(航空写真を使って経緯を説明する、村の住民)

1つ目の森林利用の問題については、
村人が自分たちで森林保全をするための規制を定め、
適切な利用と森林資源管理を始めました。

かつてこの村は、米やけし、トウモロコシなどの栽培のため、
2000ライ(1ライ=1600平方m)の森林を利用していました。
国立公園の指定を受けて、住民が自主規制を設け、
現在は700ライの土地を利用し、
その分減少した収入は、
観光や、収入の良いライチ栽培で生計を立てたり、
市街地での仕事に転職したりして、得ているのだそう。

ライチの一部は、有機栽培してより高い付加価値を付け、
ヨーロッパ(EU)への輸出も計画されているそうです。


2つ目の流域の対立は、
NGOや住民リーダー、行政機関が協力して、
問題解決のための協議の場を設置し、
流域の水利用の実態や目的、必要な水量、時期などを共同で調査。

長い期間対立していたため、問題の根は深く、
協議の場は数年に及びましたが、最終的には
時期や季節によって、お互いに取水制限を設け、
譲り合う形で合意し、現在に至っています。

元APIフェローで、NGOメンバーである
チャイパンさんも、この取組みを中心的にサポートした一人です。

(ちなみに、チャイパンさんは、
2007年に五木村や球磨川・川辺川へも訪れています♪)

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(チャイパンさん(左から2人目)の説明を聞く「川」コース参加者。2011年2月1日)

(3)へ続く。
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by from_itsuki | 2011-02-04 13:25 | (番外編)アジアの里より | Trackback | Comments(0)

川や森を地域主導でどう管理するか?チェンマイセミナーより(1)

2月1~3日、タイ北部のチェンマイで、
河川や森林など天然資源を、地域主体でどう管理していくかという、
Community Resource Managementをテーマにしたセミナーが
開催され、参加してきました。

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自治体職員(タイ語で「オーボート―」。各村から選出された委員の集まり)、
政府や行政関係者、NGO、研究者、大学関係者など、100名近くが参加していました。

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今回のセミナーの企画・主催は、
政府系独立機関である「コミュニティ組織開発機構」
(コディ:CODI=Community Organizations Development Institute)。
と、北タイ周辺の元APIフェロー生(私はAPIフェロー10期生)。

コディの背景はなかなか興味深く、
公的機関でありながら、いわゆる日本の外郭団体とは全く違っています。
タイには、「1997年憲法」という、
民主化運動の動きの中で、多くの知識人や学者、住民代表などが参加して
制定された、憲法があります。
コディは、その「1997年憲法」に新たに盛り込まれてできた、
コミュニティ活動、地域発展、NGOや住民組織などの活動を
サポートすることを目的とした、独立組織なのだそう。


ところで、
タイ北部には、森林や山林面積が広く、
チャオプラヤ川やメコン川の水源地でもある。
広大な自然を活かした国立公園や、リゾート開発も多い。
山岳部には、伝統的に天然資源に依存した生活を営む
先住民族も多く暮らしています。
(北タイNGOの概要はこちら参照

チェンマイは、古くはタイ北部に存在したランーナー王国の首都で、
古い遺跡や堀も残り、バンコクと共にタイを代表する二大都市の一つ。
チェンマイ大学では地域づくり、地域振興・発展分野での研究も盛んで、
NGOも多く活動しています。


これらを背景として、今回のセミナーは、
北タイを特徴づける豊かな自然資源を、地域主体でどう管理・活用し、
住民主体での地域づくりへと結びつけるか・・・がテーマでした。

* * * *

セミナー初日は、2つのテーマに分かれて、
関係地域を訪ねたり、関係者の話を聞く現地ツアー。

五木村を考える上で、私には会議よりもこちらが興味深かったです。

現地ツアーの2つのテーマは、それぞれ
「川(Watershed)」と「コミュニティ開発(Community Development)」。

後者の「コミュニティ開発」コースは、
チェンマイ北部のチェンダオ村を訪ね、
村レベルでの森や川などの天然資源管理を、
正式な法制度としてどう実現させるか、がテーマでした。
先駆的な取り組みをしている地域を事例に、
「地方」からの条例や法の設置についてです。

これはこれで、法制度整備の遅れや、
中央と地方との「距離」感に悩む五木村にとって、
興味深いところ。

どちらに参加するかかなり悩みましたが、
私は前者の「川」コースに参加しました。
(法制度については、その後の全体セミナーの場で情報共有後、
丁寧に協議されたので、結果的に良かった)


「川」コースで最初に訪ねた村は、自然豊かな観光地で水源地という、
五木村との共通点もある村でした。
「川」コースの様子を少しご紹介します。

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チャオプラヤ川のかなり上流に位置する
「ターチャン川」の上・中・下流域を訪ねて、
最上流にあり、国立公園内に位置する村が
自分たちでどう森林や水源を自主管理しているかや、
流域の住民同士の水を巡る紛争解決の経験などについて、
話を聞きました。


(2)へ続く
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by from_itsuki | 2011-02-04 11:40 | (番外編)アジアの里より | Trackback | Comments(0)

五木村よりタイランドへ。

五木村、またまた冷え込んでいるそう。
明朝(28日)の大通峠、大丈夫かな・・・。

さて、真冬の五木村よりお客さまがお越し下さいました!

五木村議会議長でもある田山淳士さんが、
ご友人の皆さんとタイへ見えられ、
夕食をご一緒させていただきました。

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厚かましく、張り切って座ってる私・・・。

来訪されるのに便乗させていただき、
ど厚かましくも、五木村から届け物をお願いしたところ、
快くお引き受け下さいました(T_T)

松井製茶の粉茶と、上村工務店の茶托、
さらには、「はなみずき」の杉山さんから手作りクッキー、
さらにさらには、議長の奥さまから手作り「ゆべし」まで・・・。
その上、北海道産いかの塩辛まで・・・。

本当、ありがとうございました!!

ユニークですてきな皆さんと一緒に、
三島由紀夫の小説の舞台であるワット・アルン(暁の寺)や、
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バンコク最古・最大のお寺で、金色に輝く涅槃像で知られる「ワット・ポー」など、
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ご一緒させていただいて、
久々に球磨弁・五木弁を懐かしく聞きつつ、
楽しい時間を過ごさせていただきました。

貴重な品々、ちびちび大切にいただきます。
いかの塩辛も、タイ人の友達はその匂いと「生」であることに
びびっていましたが、食べてもらったところ、
おお!これはご飯やお酒と合う!と喜んでくれてました。

田山議長、本当にお世話になりました!

五木村の未来を切り拓くため、
ご活躍を応援しております!!
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by from_itsuki | 2011-02-01 00:24 | (番外編)アジアの里より | Trackback | Comments(0)

アジアへ進出する「五木」(2) 五木うどん鍋。

ふたたび、「五木食品」@タイランドです。

本日は、TOKYUで見つけた五木うどん
五木そばや、他のメーカーのうどん・そばもありました。
OISHI富士レストランなどの日本食レストランを通して
うどんは知られていますが、そばはあまり知られていないため、
ひとまず今回はうどんを使い、寄せ鍋を作ることになりました。

材料は、

白菜、人参、大根、かつお菜?、青梗菜、エノキなどきのこ類、
鶏肉つみれ(ひき肉、生姜汁、刻みネギ、塩胡椒)、豚バラ肉、チューブ豆腐、
味付けに、だしの素、醤油、ナンプラー、砂糖・塩・胡椒、
たれに、醤油、生姜みじん切、マナオ果汁。

 +

五木うどん(乾麺)!

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(モデル:同居人のシリラットさん 2010年1月15日)

おいしく茹で上げるコツは、
パッケージによると、やや太目の麺なので18分ほど茹でるようにとのこと。
また、結構塩分が強いので、茹であがりのほんの少しだけ手前で茹で終え、
水で洗って、ぬめりと塩気を取るのが良いようです。

まずはオリジナルの寄せ鍋のスープだけで・・・
続いて、醤油ベースのたれをかけて、
タイスキ(タイ風すき焼き)の甘辛ソースをかけて・・・と
とても好評でした。


シリラットさんが「これ五木村っていう日本の山奥の村で作られたんだよ」と
同居人たちに説明してくれましたが、
いやいや違うんよー、五木村の「ブランドイメージ」を熊本の会社が使って商品化してるの~
と再度説明。

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おそらく五木村を訪れた史上初(2009年)のタイ人であろうシリラットさん。
ナー・ソンチャイ~(興味深いね~)と感慨深気でした。

五木うどんをいただきつつ、五木村の尾方さん夫妻や、
ロッジ山小屋で川のりを食べたことや、五家荘の佐倉荘の食事に話が及びます。


本日のサイドメニューはお好み焼き。
あまり鍋には合いませんが、たこ焼きと同じ味がする!と好評でした。
タイのたこ焼きには、タコ以外にもイカとかエビとかがあり、
何味のたこ焼きか選べるらしい。
もはや「タコ」焼きじゃなくなってるけど^^

鍋のうどんが残ったので、
明日は普通のうどんを作って食べてみます。
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by from_itsuki | 2011-01-16 11:11 | (番外編)アジアの里より | Trackback | Comments(0)

アジアへ進出する「五木」ブランド。


以前もご案内した通り、
フィリピンでの1ヶ月を過ごした後、
今月初めからは、ついに最終目的地のタイへ到着し、
バンコク郊外のノンタブリにある知人宅に滞在中です。


ところで先日、
タイのスーパーで、熊本県城南町の「五木食品」の焼きそばを発見!

3食入り175バーツ(500円ぐらい)と、
町の食堂なら100円ちょっとでおいしい定食の食べられるタイ的には、
結構高めの価格でしたが、
子どもを背負った子守娘のまなざしに負けて思わず購入。
早速その晩、同居中のタイ人5人にふるまいました。

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(モデル:家主のシリラットさん 2010年1月6日)

タイにも、パッタイという米粉の麺を野菜や肉と炒めた料理や、
バーミーという、焼きそばとかちゃんぽんの麺みたいな
黄色い麺があります。

「焼きそば」自体も、ちょっとは知名度があり、
「これが本場(?)の焼きそばか~」「甘辛くておいし~」と、
とーっても好評でした。

と言っても、炒めた野菜と肉に、麺を入れてソースをかけるだけという、
手間のかからない料理だったんですが・・・。


五木村や五家荘に来たことのあるシリラットさん(写真)は、
「パッケージにいつきちゃんがいる!これ、五木村から来たの?!」
と喜んでくれましたが、
五木村産じゃーなくて、
『そばの聖地』(「五木食品」HPより)である五木村のブランドイメージを活用した、
熊本の食品会社のだよ~と説明しました。


後日、スーパーで五木食品「五木そば」印のうどん(乾麺)も発見。
また煮込みうどんか、すき焼きに入れてみる予定です。

海外にも進出する、
ワールドワイドな「五木村」ブランド!!!です。


離れてみて、改めて好きになることってあるもので、
日々日々五木村を懐かしく思い出し、
茂さん、チユキさんにせっせと絵葉書を書く毎日です・・・。


五木村関係者の皆さん、私の滞在中に
ぜひタイに遊びに来て下さいね~!
洗濯板とか、五木産原木しいたけ(乾)とか、五木茶とか、
五木豆腐屋さんの燻製とうふとか、山うに豆腐とか
お土産に頼みたいものがあるのでよろしくです~^^
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by from_itsuki | 2011-01-12 18:19 | (番外編)アジアの里より | Trackback | Comments(0)

いつきちゃんinマニラ

こんにちは。

私は今、フィリピンはマニラ首都圏のケソン市にある、
アテネオ・デ・マニラ(Ateneo de Manila)大学に来ています。

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2010年11月24日から2011年7月31日までの期間、
APIフェローシップという奨学金を得て、
フィリピン(1ヶ月)とタイ(7ヶ月)、
ダムなど天然資源開発による社会環境的影響をテーマに
調査を行うこととなりました。

難しそうなテーマですが、

日本よりもはるかに天然資源に依存した生活をするコミュニティの中で、
河川開発や灌漑などの開発事業による生活への影響を、
どう最小限化するか、どう防ぐのか。

影響住民の参加の仕組みは、どのようになっていて、
どの程度機能していて、どの程度機能していないのか。

事業実施後に起きてしまった問題は、なぜ起きたのか。
その解決のために、影響住民やNGOはどのように動いているのか。

事業実施者は、それをどのように受け止め、
解決のためにどのような施策を行っているのか、いないのか。

・・・

というようなことについて、

日本の川辺川や他の公共事業との事例とも比較しながら、
学べたらと思っています。

しばらくは海外からの発信ですが、

地元特派員さん(最近あまり投稿お願いしてないですが・・・)や
五木村観光協会さんからの情報提供などにもご協力いただきつつ、
引き続き、五木村の魅力を発信していきたいと思います。

どうぞよろしく。
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by from_itsuki | 2010-12-03 15:30 | (番外編)アジアの里より | Trackback | Comments(0)


熊本県五木村に関する情報を発信中。


by yutera

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◆便利なリンク集◆ 
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> 五木村観光案内所Facebook
> 五木村役場
> 五木村商工会
> 五木村森林組合
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